アウトプットの人

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受験勉強・資格試験などの勉強法に困っている方に向けて、科学的に効果が高いと実証された勉強法とは?

どうも、こんにちは。アウトプットの人と申します。

今回は科学的に効果が高いと実証された勉強法についてお話していきます。

 

学生の方は定期テストや受験勉強、社会人の方だと資格試験など、「あまりにも低い点数を取るのは嫌な感じがするな」「試験に合格することができるだろうか?」と不安になりますね。

 

こんな不安に悩まされる度に自分の周りの勉強ができる人に勉強法を聞いたり、Google先生に「勉強法 効率」など調べている人も多いのではないかと思います。けれど、このブログを最後にそんなことをする必要は無くなります。私が科学的に効果が高いと実証された勉強法をお教えするからです。この勉強法は以下に示した著書、「使える脳の鍛え方 成功する学習の科学」の内容を参考にしています。

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学

 

もったいぶっても仕様が無いので効率的な勉強法のキーワードを列挙します。

  1. 生成
  2. 間隔
  3. 省察

この3つがキーワードです。生成は理解の段階、間隔は復習のタイミング、省察は自分がどのくらい理解しているかについてのキーワードです。これら3つをいつでも思い出せるように、手元の手帳にメモしたり、ブックマークするのをお勧めします。

 

では、それぞれについて簡単に説明していきます。

 

1. 生成

生成とは一言で言うと、「新しい物事を自分の言葉に置き換えること」です。要するに、既に理解している物事と新しく学ぶ物事を関連させるということです。例えば、バイアスという言葉を覚えたいとします。この言葉は一般的に偏りのことという説明がなされるのですが、自分の言葉に置き換えて、偏見や思い込みなどと理解するとこの言葉を覚えやすくなります。

 

2. 間隔

エビングハウス忘却曲線という言葉は有名なので、この曲線のことはもう既に知っているという人も多いと思いますが、正確に理解している人はそれほど多くは無いと思います。実は、この実験のデータは無意味な文字列の暗記率を示しているのです。しかし、一般的には勉強する内容は因果関係がしっかりしているので、このエビングハウス忘却曲線に示されている 時間より多くの間隔を開けた方がより効率が高い勉強ができます。では、どのくらいの間隔を空けて復習をすればいいのか?目安としては、復習が頭を使わない、ただの繰り返しにならない程度です。

 

3. 省察

省察は 覚えたい事項に対する自分の理解度を深めるための方法です。例えば、「本質は何か?」「他の物事との関連性は?」「事例は?」などと自分に対していくつかの質問を投げかけていくことです。質問を投げかければ投げかけるほど、理解は深まっていきます。

 

「使える脳の鍛え方 成功する学習の科学」に関する説明は以上です。本書には今回紹介した3つのキーワード以外にも、勉強を効率化する方法やその方法の取り入れ方などの事例が数多く説明されているので、近くの図書館で借りる、または本書を買って読んでみると、取り組みやすい方法なども見つけることができるかもしれません。

 

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学