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瞑想で脳が大きくなる!?紹介します。瞑想の効果とその方法

どうも、こんにちは。アウトプットの人です。

 

瞑想について科学的に研究されはじめ、瞑想の効果を認めている研究結果が数々出てきているにも関わらず、未だに世間では瞑想は眉唾物だという認識が根強く残っているような気がします。

 

そこで、初めに、瞑想の効果を科学的に実証している研究について説明します。

その後、瞑想の具体的な方法について説明していきます。

 

 

1. 瞑想で大きくなる脳の領域はどんな働きをするのか

タイトルにある通り、瞑想により脳の容量が大きくなる、つまり、脳が物理的に大きくなることが研究により明らかになっています。大きくなるのは、脳の前頭葉前皮質という領域です。この領域は眉間の奥に位置しています。この領域が関わっている能力はWikipedia先生によると、

この脳領域は複雑な認知行動の計画人格の発現適切な社会的行動の調節に関わっているとされている。この脳領域の基本的な活動は、自身の内的ゴールに従って、考えや行動を編成することにあると考えられる。 

Wikipedia より引用)

 と説明されています。また、他の動物に比べて人の「脳全体に対する前頭葉前皮質の割合」は、はるかに大きいことがわかっています。

 

つまり、前頭葉前皮質は人間を人間たらしめる役割を持つ、

理性を司る領域であると言えます。

 

前頭葉皮質が働いてくれるおかげで、人前で誰かを怒鳴るのを制御したり、人との約束の時間に遅れないような行動を取ることができるのですね。逆も言えますが。

 

 

2. 瞑想の方法

瞑想の方法一言で言い表すと、「呼吸に意識を向け続けること」となります。

これだけでは分かりづらいので、具体的に説明をしていきます。

 

1.  背筋を伸ばした所謂良い姿勢で座ります。椅子に腰掛けても良いです。

2.  息をゆっくり吐いて、ゆっくり吸うのを繰り返します。瞑想法によって、息を吐く         時間と吸う時間は様々ありますが、無理のない時間、かつ、一定で息を吐いたり吸         ったりすると良いです。

 

これを数分間行います。瞑想は蓄積時間が長くなるほど効果がある、つまり、続けることが大事なので、まずは1分間から始めて、徐々に時間を増やしていきましょう。

 

1日30分が理想ですが、集中力の向上だけを狙うなら、20分の瞑想を週4回行うだけでも効果があるとされています。

(「自分を操る超集中力」より引用)

 

ほとんどの方がそうだと思うのですが、瞑想を始めると瞑想の途中なのに色々なことを考えてしまったりして意識が散ります。

このことについて、「自分は瞑想に向いていない」と嘆く必要はありません。なぜかというと、意識が散っていると気づいて再び呼吸に意識を戻すことが前頭葉前皮質を大きくすることに繋がっているからです。つまり、意識が散ってしまう人ほど、瞑想の素質があり、瞑想によって多くの恩恵を受けることができるのです。

 

「意識が散っていると気づいて再び呼吸に意識を戻す」を感覚的に分かりやすく説明した記事を

集中するコツを知っていますか?集中力が上昇する2ステップ - アウトプットの人

この記事の「2.1. ステップ1無意識に行なっていることをやらないようにする。」に書いているので、詳しく知りたい方は是非この記事も見てみてください。

 

最後に、主な瞑想の効果を列挙します。

  • ラクゼーション効果
  • 集中力向上
  • 緊張や不安に強くなる
  • 感情のコントロール力が強くなる
  • 体脂肪が落ちる
  • 睡眠の質が向上する

 これほどの効果を享受する事ができます。瞑想しない手はありませんよね。

 

 

今回参考にした図書は「自分を操る超集中力」

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

です。