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【書評】5日間で「自分の考え」をつくる本

どうも、こんにちは。アウトプットの人と申します。

 

今回は齋藤孝さんの著作、『5日間で「自分の考え」をつくる本』について、私が参考にしていきたいと考えた部分の紹介をしていきます。

 

5日間で「自分の考え」をつくる本

5日間で「自分の考え」をつくる本

 

 

私自身、齋藤孝さんの著作は「座右のゲーテ」、「大人の語彙力大全」などを既に読んだことがありました。それらの著作に対して感じたことは、教養と実学に対してどちらか一方をないがしろにしてもう一方を重視するという二元論的な、0, 100の評価をしていないということです。

 

この態度は今回紹介する『5日間で「自分の考え」をつくる本』の中で、齋藤孝さんが仰っていた

 

悪口は避け、できるだけ褒めよう

 

という発言にも現れています。

 

では、本題に入ります。私が『5日間で「自分の考え」をつくる本』を読んで参考にしたいと考えた内容は以下の3点です。

 

  1. ある作品に対してレビューをする場合、その作品に対する自分の立ち位置を明らかにする。
  2. 引用で自分の考えを補強する。
  3. 「額縁化」という概念で物事を考える。

 

1.~3. についてそれぞれ説明していきます。

 

1. ある作品に対してレビューするをする場合、その作品に対する自分の立ち位置を

 明らかにする。

これは私がこのブログ内で実践しています。

 

それは、『私自身、齋藤孝さんの著作は「座右のゲーテ」、「大人の語彙力大全」などを既に読んだことがありました。』の部分です。

 

他に、立ち位置を明らかにする方法は、映画をレビューする場合、「私は普段映画をあまり見ない。」と正直に言ってしまうという方法です。

 

2. 引用で自分の考えを補強する。

勘の鋭い方は気づいているかもしれないですが、これも私がこのブログ内で実践しています。

 

『この態度は今回紹介する『5日間で「自分の考え」をつくる本』の中で、齋藤孝さんが仰っていた

悪口は避け、できるだけ褒めよう

という発言にも現れています。』この部分です。

 

引用する効果として、主に期待されるのは「虎の威を借る狐」的な効果だと思いますが、著作では聞き手に対して「お得感」を提供できる点だと紹介されています。

 

たとえエッセイ全体がつまらなくても、引用部分から知識を得ることはよくある。 

 

 だそうです、、、。ブログを書く側としてはエッセイ全体も面白くしたいものです。

 

3. 「額縁化」という概念で物事を考える。

「額縁化」というのは、絵画が額縁により一層魅力的になるように、何か魅力的なものには引き立て役のようなものが存在するのではないかと考え、その額縁を探す行為のこと意味する、著者の造語です。

 

抽象的な説明では、額縁化の概念を理解しにくいと思うので、著作に引き合いに出されていた具体例を示します。「AKB48のようなアイドルグループは、その枠自体が額縁であると言える。スター性のない女の子でも枠の中に入ればある程度輝くことはできる。」というようなものです。

 

今回は以上です。最後にもう一度、参考になりそうな部分を挙げます。

  1. ある作品に対してレビューをする場合、その作品に対する自分の立ち位置を明らかにする。
  2. 引用で自分の考えを補強する。
  3. 「額縁化」という概念で物事を考える。