集中力が上昇する2ステップ
どうも、こんにちは。アウトプットの人です。
集中するコツ、それは集中力を使わずに集中するという事です。
集中力を使わずに集中する、、、ん?
矛盾してますね。訳がわからない。訳わからん。
意味不明。理解不能。機能停止。思考停止。
お!いいキーワードが出てきました。思考停止。
つまり、集中力を使わずに集中する方法とは、思考停止した状態になるまで、物事に抵抗感がなくなるまで習慣化する方法です。
今回は集中力とは何かを解説し、
その後、集中力を高めるための2ステップの解説をします。
1. 集中力とは何か
集中力とは一つの事柄に注意を集中して物事に取り組む能力。
(Wikipedia より引用)
Wikipedia先生はこのように仰っています。これは言い換えると、集中したい事柄以外には注意を向けないということです。集中力を高めるためのテクニックが巷で蔓延って(はびこって)いますが、それらテクニックは派生手段に過ぎず、集中力の本質は集中したい事柄以外には注意を向けないということに尽きます。
calm down
集中したい事柄以外に注意を向けないことは案外難しいことですが、ステップを一段一段踏んでいけば誰にでもできるようになります。
このステップ(集中力を高めるステップ)を示すと
ステップ1. 無意識に行なっていることに気づく。
ステップ2. 無意識に行なっていることをやらないようにする。
このようになります。では、それぞれについて説明していきます。
2. 集中力を高めるための2ステップ
2.1. ステップ1. 無意識に行なっていることに気づく。
無意識に行なっていることに気づくのは初めのうちはとても難しいです。無意識に行なっているので、そんなの気づけるはずがありません。
そこで、無意識に行なっていることとして、姿勢を保つことを例に挙げます。
いつの間にか猫背になっていたり、肘をついていたり、足を組んでいたりしてしますよね。これが無意識に行なっていることです。この時に、「はっ」と気づき、これを改めます。そうすることで、集中力を高めることができます。
私と趣味が似通っている方なら気づいた方も多いと思いますが、これはマインドフルネスの概念と同じなんですね。
マインドフルネスは、今現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程であり、、、
(Wikipedia より引用)
Wikipedia先生が仰っている「注意を向ける」というのが先ほど述べた「『はっ』と気づく」と対応しています。
マインドフルネスは、(中略)瞑想およびその他の訓練を通じて発達させることができる。
(Wikipedia より引用)
そして、マインドフルネスは瞑想などにより発達させることができます。瞑想以外にも、先ほど例に挙げた「姿勢」に気をつけたり、「利き手ではない方の手でお箸を使う」など、どんなことでも集中力を高めるための練習になります。
瞑想の方法は
瞑想で脳が大きくなる!?紹介します。瞑想の効果とその方法 - アウトプットの人
この記事で紹介しています。自己評価ですが非常に役に立つと思うので、是非読んでみてください。
以上では無意識に行なっていることの例を挙げ、集中力を高める方法としてマインドフルネスの発達の練習を示しました。これを続けていくと、自然と集中を邪魔しているものを突き止めることができるようになります。
これだけでも十分なのですが、集中を阻害しているものを突き止める方法自体はお教えしていませんでした。お勧めの方法は、アラームを1時間ごとにセットし、アラームが鳴った時に「自分が何を考え、何をしていたか」をメモし、無意識に行なっていることを突き止めるという方法です。この方法は、集中力を高める練習の初めの段階で特に効果的です。
無意識に行なっていることに気づく方法をまとめます。
- 姿勢を保つ・瞑想などで「はっ」を意識。
- 「はっ」に慣れてくると自然と無意識に行なっていることに気づくことができるようになる。
- 「はっ」に慣れるまでは、1時間ごとにアラームを設定しアラームが鳴った時に「自分が何を考え、何をしていたか」をメモ。
2.2. ステップ2. 無意識に行なっていることをやらないようにする。
無意識に行なっていることをやらないようにする方法でお勧めなのは、20秒ルールというものです。内容は、
「習得したい習慣があるときはそれに取り掛かる時間を20秒早める。
止めたい習慣があるときはそれに取り掛かる時間を20秒遅らせる。」
というものです。
今回は、無意識に行なっていることをやらないようにするのが目的なので、20秒遅らせることに全力を尽くせばいい訳です。誤解のないように補足しておきますが、20秒遅らせることに全力を尽くすのは作業の前に終わらせておきましょう。
20秒ルールは時間的な障壁を作ることに特化していますが、20秒にこだわらず、空間的・心理的、その他諸々の障壁を作っても効果はあると思います。(あくまで私個人の意見ですが、無碍にはできないと思います。)
無意識に「スマートフォンを見ていること」を止めたいとすると、よく使うアプリを一旦アンインストールする、電源を切る、目に入る場所に置かない、カバンの奥底に入れる、誰かに預けるなど色々な対策方法があります。
「なんだ、そんなことか。」
そうです。そんなことです。ありきたりなんです。何度も耳元を行ったり来たりしているんです。馬耳東風です。馬の耳に念仏です。犬に論語です。ムーディ勝山です。しかし、あまりこの本質に重要性を見出せず、テクニックを探し回る。本末転倒です。私のことです。
calm down
環境づくりが大事ということです。
まとめます。
- 20秒遅らせることに全力を尽くす。
- 20秒にこだわらず、空間的・心理的、その他諸々の障壁を作っても効果はある。組み合わせると尚良い。
追記
20秒ルールは、始めたい習慣にも応用できる。始めたい習慣に20秒早く取り掛かることができるように工夫する。
今回の記事は 「自分を操る超集中力」
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 宗教・倫理 > 倫理学
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,512円
を参考にしました。