受験勉強・資格試験などの勉強法に困っている方に向けて、科学的に効果が高いと実証された勉強法とは?
どうも、こんにちは。アウトプットの人と申します。
今回は科学的に効果が高いと実証された勉強法についてお話していきます。
学生の方は定期テストや受験勉強、社会人の方だと資格試験など、「あまりにも低い点数を取るのは嫌な感じがするな」「試験に合格することができるだろうか?」と不安になりますね。
こんな不安に悩まされる度に自分の周りの勉強ができる人に勉強法を聞いたり、Google先生に「勉強法 効率」など調べている人も多いのではないかと思います。けれど、このブログを最後にそんなことをする必要は無くなります。私が科学的に効果が高いと実証された勉強法をお教えするからです。この勉強法は以下に示した著書、「使える脳の鍛え方 成功する学習の科学」の内容を参考にしています。
- 作者: ピーター・ブラウン,ヘンリー・ローディガー,マーク・マクダニエル,依田卓巳
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2016/04/14
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使える脳の鍛え方 成功する学習の科学 [ ピーター・ブラウン ]
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もったいぶっても仕様が無いので効率的な勉強法のキーワードを列挙します。
- 生成
- 間隔
- 省察
この3つがキーワードです。生成は理解の段階、間隔は復習のタイミング、省察は自分がどのくらい理解しているかについてのキーワードです。これら3つをいつでも思い出せるように、手元の手帳にメモしたり、ブックマークするのをお勧めします。
では、それぞれについて簡単に説明していきます。
1. 生成
生成とは一言で言うと、「新しい物事を自分の言葉に置き換えること」です。要するに、既に理解している物事と新しく学ぶ物事を関連させるということです。例えば、バイアスという言葉を覚えたいとします。この言葉は一般的に偏りのことという説明がなされるのですが、自分の言葉に置き換えて、偏見や思い込みなどと理解するとこの言葉を覚えやすくなります。
2. 間隔
エビングハウスの忘却曲線という言葉は有名なので、この曲線のことはもう既に知っているという人も多いと思いますが、正確に理解している人はそれほど多くは無いと思います。実は、この実験のデータは無意味な文字列の暗記率を示しているのです。しかし、一般的には勉強する内容は因果関係がしっかりしているので、このエビングハウスの忘却曲線に示されている 時間より多くの間隔を開けた方がより効率が高い勉強ができます。では、どのくらいの間隔を空けて復習をすればいいのか?目安としては、復習が頭を使わない、ただの繰り返しにならない程度です。
3. 省察
省察は 覚えたい事項に対する自分の理解度を深めるための方法です。例えば、「本質は何か?」「他の物事との関連性は?」「事例は?」などと自分に対していくつかの質問を投げかけていくことです。質問を投げかければ投げかけるほど、理解は深まっていきます。
「使える脳の鍛え方 成功する学習の科学」に関する説明は以上です。本書には今回紹介した3つのキーワード以外にも、勉強を効率化する方法やその方法の取り入れ方などの事例が数多く説明されているので、近くの図書館で借りる、または本書を買って読んでみると、取り組みやすい方法なども見つけることができるかもしれません。
- 作者: ピーター・ブラウン,ヘンリー・ローディガー,マーク・マクダニエル,依田卓巳
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【書評】5日間で「自分の考え」をつくる本
どうも、こんにちは。アウトプットの人と申します。
今回は齋藤孝さんの著作、『5日間で「自分の考え」をつくる本』について、私が参考にしていきたいと考えた部分の紹介をしていきます。
5日間で「自分の考え」をつくる本 「君はどう思う?」に、一瞬で答える力 [ 齋藤孝(教育学) ]
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私自身、齋藤孝さんの著作は「座右のゲーテ」、「大人の語彙力大全」などを既に読んだことがありました。それらの著作に対して感じたことは、教養と実学に対してどちらか一方をないがしろにしてもう一方を重視するという二元論的な、0, 100の評価をしていないということです。
この態度は今回紹介する『5日間で「自分の考え」をつくる本』の中で、齋藤孝さんが仰っていた
悪口は避け、できるだけ褒めよう
という発言にも現れています。
では、本題に入ります。私が『5日間で「自分の考え」をつくる本』を読んで参考にしたいと考えた内容は以下の3点です。
- ある作品に対してレビューをする場合、その作品に対する自分の立ち位置を明らかにする。
- 引用で自分の考えを補強する。
- 「額縁化」という概念で物事を考える。
1.~3. についてそれぞれ説明していきます。
1. ある作品に対してレビューするをする場合、その作品に対する自分の立ち位置を
明らかにする。
これは私がこのブログ内で実践しています。
それは、『私自身、齋藤孝さんの著作は「座右のゲーテ」、「大人の語彙力大全」などを既に読んだことがありました。』の部分です。
他に、立ち位置を明らかにする方法は、映画をレビューする場合、「私は普段映画をあまり見ない。」と正直に言ってしまうという方法です。
2. 引用で自分の考えを補強する。
勘の鋭い方は気づいているかもしれないですが、これも私がこのブログ内で実践しています。
『この態度は今回紹介する『5日間で「自分の考え」をつくる本』の中で、齋藤孝さんが仰っていた
悪口は避け、できるだけ褒めよう
という発言にも現れています。』この部分です。
引用する効果として、主に期待されるのは「虎の威を借る狐」的な効果だと思いますが、著作では聞き手に対して「お得感」を提供できる点だと紹介されています。
たとえエッセイ全体がつまらなくても、引用部分から知識を得ることはよくある。
だそうです、、、。ブログを書く側としてはエッセイ全体も面白くしたいものです。
3. 「額縁化」という概念で物事を考える。
「額縁化」というのは、絵画が額縁により一層魅力的になるように、何か魅力的なものには引き立て役のようなものが存在するのではないかと考え、その額縁を探す行為のこと意味する、著者の造語です。
抽象的な説明では、額縁化の概念を理解しにくいと思うので、著作に引き合いに出されていた具体例を示します。「AKB48のようなアイドルグループは、その枠自体が額縁であると言える。スター性のない女の子でも枠の中に入ればある程度輝くことはできる。」というようなものです。
今回は以上です。最後にもう一度、参考になりそうな部分を挙げます。
- ある作品に対してレビューをする場合、その作品に対する自分の立ち位置を明らかにする。
- 引用で自分の考えを補強する。
- 「額縁化」という概念で物事を考える。
「学びを結果に変えるアウトプット大全」の読後8秒でブログを始めた人のお話
「あなたはなんのために本を読んでいますか?」
どうも、こんにちは。アウトプットの人と申します。
今回は私がブログを始めることになった経緯をお話していこうと思います。
「思い出してください。あなたが最後に読んだ本の内容を。」
こう言われても、即座に答えることができていないことに私はある時気づきました。
そこで、何か解決策はないかと思っていた矢先、Amazonさんに「学びを結果に変えるアウトプット大全」をお勧めされ、勧められるがままにワンクリック。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
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この本には、読んだ本の内容を身に付けるための方法論があらゆる角度から具体的に示されていました。さらに、その方法論のいずれも実践しやすいものとなっていました。
例えば、「読んだ本の内容を人に説明すると自分もその本の内容への理解が深まる。」。その方法として、大きな声ではっきり話す。最初にポイントを話す。話は短くシンプルに。などなど。
その方法論の中の一つに「ブログを始める」というものがあり、自分もこれならできるかもしれないと思い、ブログを始めるに至りました。
この本に出会う前、この本を読んでいる間に私はこう考えていました。
「なんのために本を読んでいるのだろう?」
その答えは「学びを結果に変えるアウトプット大全」を買った時には薄々気づいていたのかもしれません。「読んだ本の内容を実際の生活に役に立たせるため。」なのかなと。